もくじ
下水道がない田舎では浄化槽を使う
こんにちは、田舎暮らし中のゴローです。
生活排水など汚れた水をキレイにするには下水道施設が必要ですが、
田舎だと下水道施設が整ってない場所がまだまだあります。
平成29年度末の調べでは日本全国の下水道普及率は78.8%ですが、
ゴローが住んでいる静岡県はなんと63.1%!
ちなみに東京23区・横浜市は99.9%と当然のことながら人が多く住んでいる場所ほど普及しています。
日本下水道協会HPより
ゴローが住んでいる地域も下水道施設がなく、生活排水の処理は浄化槽を使って行います。
浄化槽は大きな物なので庭など家の敷地の地中に埋められています。
生活で出た汚水は浄化槽を通ってキレイになり、そのまま地下に放出され最終的には川に流れ着きます。
今回はその浄化槽で大切な役目をしているエアポンプが10年目に壊れたので交換しました。
空気を送るエアポンプが10年目に故障
エアポンプは浄化槽に住んでいる微生物たちに必要な空気を送り届けてくれる
浄化槽に入った生活排水の汚れをキレイにしてくれるのが浄化槽に住んでいる微生物たちなんです。
微生物が汚水の汚れを食べてキレイにしてくれるなんて結構ナチュラルな汚水処理方法でしょ!(^^)
都会に住んでいる時は下水処理場のイメージしかなかったので最初はかなり意外でした。
エアポンプはその微生物が必要な空気を送り届けてくれる大切な役目をしています。
ポンプが壊れ空気が届かなくなると微生物は死滅してしまい浄化槽の機能が保てなくなります。
エアポンプはネットで買うのがやはり安い
エアポンプは特殊な機械なので壊れると業者から購入されてる方も多いかと思いますが、それだとやはり高い!
浄化槽が多い地域ならその付近のホームセンターで買うこともできるし、ネットで買えばさらに安く手に入れることができます!
今回は 【日本電興 浄化槽 ブロワー エアーポンプ NIP-40L 】を購入
新しいエアポンプを買う場合は風量などの規格があるので、前に使っていたエアポンプの数値と同じモノを購入すればOK。
規格が細かく分かれているわけではないので見分けるのも簡単だと思います。
我が家の浄化槽の大きさは5人層なので風量が40L/minが一般的なようです。
以前使っていた【安永 LP-40AHC】は10年も頑張ってくれましたが廃盤になってしまいました。
今回は価格との兼ね合いで【日本電興 浄化槽 ブロワー エアーポンプ NIP-40L 】を購入。
どのメーカーでも性能は変わらないと思うのですが、大事なのは耐久性。
以前のエアポンプは壊れる数日前からガチャガチャ異音がしていたので、
新品はとても静かです。
エアポンプはレトロなデザインがいい!
正直デザインなんてどうでもいいのかも知れませんが、
無骨で昭和を感じさせるレトロなデザインがなかなかいいです!(^^)
フィンもバイクの空冷エンジンのようでカッコいい!
見方によってはパン焼きトースターのようにも見えてカワイイです♥(*^^*)
エアポンプの交換は簡単!誰でもできるはず!!
交換はホースを繋いでコンセントを差し込むだけ
交換方法は古いポンプの電源コンセントとホースを抜き取って新しいポンプを同じようにまた繋げるだけ。
機械オンチの方だとしても簡単にできるはずです。
しいていえば付属で付いているホースに合わせた高さ調整が必要な場合もあるので、そういう時は板などかませて調整をします。
24時間ずっと可動をしていた働き者のエアポンプくんお疲れ様でした
思えばこの家に移住してから10年。
このエアポンプはずっと休まず働き続けてくれました。
冷蔵庫も休まず働いてくれてますが、エアポンプはずっと過酷な外で働き続けていたんです!
過酷な状況の中、雨の日も雪の日もひたすら浄化槽の微生物たちに空気を送り続けてくれたのです。
それで10年・・・
すごい耐久力だ。
長い間お疲れ様でした。
今回もここまで読んでいただきありがとうございました!